
🕯️悪夢の神様🕯️
第3章 新生活と下心
俺は昭明の光を遮るように…左目に手を置く――――。
すると、たちまち真っ暗となる。
「はぁ――――…いつか…うっかり…奇跡的に…見えるようにならねぇ~かなぁ~…」
そんなことは――――100%あり得ないが…
期待してしまうのが…お馬鹿な俺の…お馬鹿な考え…。
トタトタ…
カタカタ…
ふと、人の気配を感じ左目に置いていた手を退ける。
――――あぁ…俺って今日は一人じゃ無いんだった…。
未來ちゃんの存在を2階に感じ――――ホッとする。
あのまま…暗闇に落ちて――――…
善からぬ事を考え続けるところだった…。
