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🕯️悪夢の神様🕯️

第3章 新生活と下心


「それで――――もしかしたら……貴方の近くだと寝れるのでは?と……思いまして――――昨日今日と…凄く疲れているのに…眠れないのは…ちょっと…体力的にも精神的にも来ていて……」



確かに、今にも寝落ちをしそうなほど未來ちゃんはボヨ~っとした様子である。


よっぽど眠いのだ――――しかし、長年の習慣で眠らないように努力をしている彼女にとって――――“寝る”ことは恐怖でしかないのだろう…。


「なら、ぐっすり体験の検証をしてみては?

はい、俺のお布団へど~ぞ、俺は側にいるので!気兼ねなく目をつぶってください!魘されていたら起こしてあげっから!――――それとも、膝枕がいいかにゃ?」



「――――…ぇ…――――ぇ~」



随分悩んだ彼女は、布団を挟んだ今の位置で横になることを決めた。



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