🕯️悪夢の神様🕯️
第3章 新生活と下心
「やべぇ――――無い母性本能がジュワワァ~って股間から溢れ出しそうだ……///未來ちゃん///マジで可愛い///」
俺は未來ちゃんに寄り添い…寝ている姿を見つめ続けた。
俺だって――――疲れているし眠い…
だが、見届けたい気持ちにもなっている。
そして――――時間だけが過ぎて行くが…未來ちゃんは起きる気配はない。
「本当に悪夢――――みるのかねぇ?」
すると、玄関で鍵が開く音がした。
「ただいまぁ…」
と、小声で帰宅を知らせる美希さんと岳さんの声がした。
廊下をパタパタと歩く音――――が、2階へ続くき…部屋を開ける音がするも…バタバタと慌てて階段を降り…こちらに向かってくる!
「未來ちゃん――――!!!」
「////わぁぁぁ!(シー、シー!)」
扉が開いていた事もあり部屋に飛び込んできた美希さんは、俺の膝の上に頭を乗せ爆睡している未來ちゃんを見て「ひぇ!」と、喉から変な声を出した!
しかし、寝ている未來ちゃんを起こすわけにも行かず――――美希さんは口をパクパクさせ、手招きで岳さんを呼ぶ。