🕯️悪夢の神様🕯️
第3章 新生活と下心
「ちょっ、ちょっと…えっ?え!ど…どどど…ドゥ言う事?」
――――美希さんの動揺が半端ねぇ…これ…言わない方が良かったパターンか?
「君が…未來ちゃんにキスをしたのは…夕飯のときに聞いたけど――――…そこで…火事を…見た…?って言うのかい?」
「――――多分?」
俺は岳さんの本当に?と、疑うような顔と…凄いな!って顔を同時に見た気がして…複雑になる。
「ちょっ…ちょっ…ちょ…」
美希さんは…相変わらず電波の悪いラジオ状態である。
「美希さん――――落ち着いて、落ち着いて……これは///良いことと悪いことがいっぺんに来ちゃった…って事を言いたいんだね?ね?分かるよぉ~…ほら~息吸ってぇ~吐いてぇ~」
美希さんは何度もうなずき、慎重に深呼吸をした。