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「いいこと…と…悪いこと？」


俺は、岳さんに向き合うと――――…引っ掛かった部分を口にした。


「いいことは――――未來ちゃんが寝ているって事…。

本当に彼女は…ちゃんと寝れていなかったんだ……“予知夢”は…いいことも悪い事も見てしまう―――///が、ほとんどが悪いことらしく…「寝たら見てしまう」と言う恐怖に夜は一睡もしない――――」



「は？一睡も？――――って、昼は寝てるんすよね？」



俺は夜の未來ちゃんは想像できたが…流石に日中は……



「天気の言い日に、少しだけ昼寝をするのよ！長くて10分…後はうとうとと、するのが日常そんな調子だから、日中は家から出られないし、睡眠不足で頭が回らない！雨の日なんてボーッとして動けなくなるのよ…」



「うわ……ガチガチの睡眠障害っすね！」


「そんな夜は寝ない未來ちゃんが――――君の膝枕でぐっすり寝ている………これは、いい事です！」



未來ちゃんの役にたってる！？と、思うとテンションが上がる！