
みせてあげるね。
第3章 露出
ドキドキしすぎて喉が乾いた。
お茶をぐびっと飲むと、口の端から垂れてしまった。そのまま水滴は胸の方へと流れ落ちる。
水滴をティッシュで拭こうとした時、視線を感じた。
友也君がこちらをみてごくん、の喉を鳴らしている。
もしかして友也君もドキドキしてくれてるのかな・・?
私は更に大胆な行動を起こしたくなった。
ティッシュをわざと手放すと「あっ」とわざとらしくかがむ。
今日は胸元が開いた服だし、ブラジャーも緩めているから上からみたら乳首みえちゃうかも・・・
なんて考えながらティッシュを拾い立ち上がる。
友也君の方をチラリとみると目線はもう違う方を向いていた。
あんなに露骨にアピールしながらかがんだのに、気付かれなかったのかな?
はぁ、と小さくため息をつくと、急に尿意に襲われトイレに行くことにした。
「みんなで先にゲームしてて」
そう言い残してトイレへ向かう。
