
みせてあげるね。
第7章 マッサージ 複数編
ーーー家に向かう道中。
お酒の補充をするためじゅんき君だけ別行動で買い出しに行ってくれた。
「ねぇ。なんでじゅんきのことは下の名前で、俺は大野さんなの?」
隣を歩きながらムッとした表情をみせる。
か、かわいいっ!
「えっ、・・あッ、、
だ、大樹さん、って・・・呼んでもいいんですか?」
おずおずと名前を呼ぶと、満足そうに笑って頷いた。
「はい、イチャイチャ禁止〜!」
いつの間にかじゅんき君が後ろを歩いていた。
驚いてビクッとなる。
「俺が重たい荷物運んでるのに、抜け駆けはなしだろ〜」
そうして話をしているうちに大樹さんの家についた。
