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一緒に●にませんか?

第22章 25日目

『すみません、仕事してたので』
〔まぁまぁ!久しぶりだねー!〕
友達はニコニコして、話を続けました。

〔偉い人なんだから、仕事いっぱいあるもんね!〕
『まぁ細かいものがいくつも…』
≪とりあえずそこ座れ≫

指定されたのは貴方の隣でした。

【おつかれさま】

貴方はそう言うと、微笑み隣に座った私の髪を撫でました。

『はい』

なんか急に甘々になっているな、今日は。
とりあえず乾杯すると、上司は話を始めました。

≪なんでそんな離れて座ってるの?≫

他の人がいるから、というわけではなく私たちはお店で飲む際には少し離れて座ってお酒を飲みます。
あまり近付きすると、絶対貴方が触ってくるだろうと思ってのことです。

『いつも通りです』

この会話中も貴方はずっと私の髪を触っていました。

≪あまり目の前でイチャイチャするのはやめてよ≫
『イチャイチャなんてしてません』
〔いいじゃーん!きゅんきゅんする!〕

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