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【忙しかった？仕事大変だった？】
『いつも通りです』
【そうなんだねー】

そういうと貴方は私の顔に手を伸ばしました。

≪おい！目の前でイチャイチャすんなって！≫
『してません』

そんな上司の話なんてまるで聞こえていないかのような素振りの貴方はずっと私の頬を触り続けました。







≪で？二人はいつ付き合うの？≫

ある程度お酒も進んだ頃、また上司が余計なことを聞きました。

【それは俺が決める事じゃないから。ねー？】

貴方はそういうと満面の笑みで私をみました。

私は黙る事しかできませんでした。

≪あーそうか。決定権はそっちにあるもんね≫
【うん。そういうこと。】


ねぇ、貴方はその上司に何でも話しすぎなんですよ。
いくら昔から友達と言っても、そんなに話さなくてもいいじゃない。