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一緒に●にませんか?

第22章 25日目

≪あいつ仕事中いつもお前の話してるよ≫

貴方が席を外した時でした。

『何話してるんですか』

≪なーんでも。幸せそうにずーっとお前の話してる。≫

なんで貴方はそんなになんでも話しちゃうんですか。

『そうなんですね』
≪で?どうすんの?まんざらでもないんでしょ?≫
『いや、まぁ色々とありますので』
≪へー。転勤の話もあるんでしょ?その前に決めないと!≫


転勤というより、ただ単に2,3か月今いる場所からは慣れなきゃいけない可能性はたしかにありました。
でも、私はこの話は貴方にしかしてません。
ほんっとになんでも喋るんだから。

『考えておきます』

貴方が帰ってくる姿が見えた私はとにかくこの話を終わらせようとしました。

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