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一緒に●にませんか?

第22章 25日目

お店を出るとすぐに貴方は私の手を握りました。

酔っぱらっている貴方を見るのは初めてでした。


『顔真っ赤ですものね、珍しい』
【もう長い時間飲んでるしな】
『いつもと逆ですね』
【うん、もうちょっと眠い】


ここに来る前に、もう一回謝った方がいいのか、冗談だって説明した方がいいのか、悩んでた自分が馬鹿らしくなりました。

この人は今は気にしてないし、わざわざお酒の入った相手に説明したところでメンドクサイことになるか…。

そう思い、何も触れないことにしました。

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