
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第14章 夢の中へ……
「結……」
ちゅっ☆
ベッドの上。膝で立つ私達……
これから私達は、さらにお互いを求め合う。
特に何か意思表示した訳ではなく。
自然にお互いが身体を寄せ合い
お互いを欲しいと思ったから
多分、そういう事なんだと思う。
「先輩……」
ちゅっ☆
お互いに呼び合い、挨拶みたいな口吻を交わし合う。
「結……ベッドの上では……
これからは名前で呼んで……」
「あ、え、えっと……
ささ、さとみ、さん?」
私はくすっと笑うともう一度キスをする。
「もっと気楽に。里美って。
呼び捨ての方が気楽で良いかな?」
「さ、さささとみ……………せんぱ」
「んもぅ。そんな、カチコチになる?」
「だってぇ〜…。ずっとセンパイって言ってたからぁ〜。急には無理ですよぉ」
困りながら、赤い顔をしてぷうっとむくれた結が可愛い♡
「じゃあ、いつかは、そうやって呼んでね?」
今度は深く、唇を重ねて
ディープキス寸前、舌で結の上唇と下唇を交互に軽くナメてから、さっ、と離れる。
「私は、やっぱり“センパイ”が呼びやすくっていいかも…♡」
今度は、結が深い口吻をしてくれた。
優しく重ねた唇で、私の唇をこじ開けて
彼女の舌が私の舌をつんつんノックする。
私はその彼女を舌で捕まえて、優しく絡ませた。
はじめは優しく、徐々にねっとり。
「……ん…♡」
結の息が少しずつ荒くなる。
私の動悸も、少しずつ早くなって。
つ…ちゅ……ちゅちゅっ……はぁっ
二人の息が合い、始めてディープキスした時よりつながるような感覚のキスに
(…もう、身体が熱くなってきた?)
身体の芯の方が、じーん……として。
結もそれは同じだったらしく。
はぁ…ぅん、ん……
ちいさな甘い喘ぎが溢れ始めていた。
