無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　お互いに、キスに夢中になりながらも、次の事を考えているらしく。

　私は背中へ片手をまわしながら、結の首筋へキスをしようとしていたけど、結は舌を絡めるのを止めようとしなかった。
そして、私が躊躇している僅かな時間で、両手をするすると滑らかに私の乳房へ移動させていく。



「……んっあっ！……うぅん♡」

結の口吻から逃れた時には、私の胸は彼女の手の中にあって……


「やっぱり…センパイのオッパイ、丁度いいな♡」

ふにふにっ…と揉みしだかれて、私はくすぐったくも気持ち良い感覚に思わず声をあげた。


「ほら、オッパイって、大きいよりも、手に収まるかどうかってサイズの方が感度が良いって言うじゃないですかぁ？」


「あぁ…んっ……ゆ、結……のは、おおきゃあおぅああ？！」

　結のは大きいから揉み応えがある、と言いたかったけど
彼女の両手のひらがぐりんぐりんと回転し、感度が上がり始めた乳首を巻き込んだまま乳房がふわふわと回される。

さっきみたいに猫の鳴き声にはならなかったけど、代わりに訳がわからない言葉を発するはめになった。


「感度もばっちり☆」

……オッパイ揉みしだきには、揉みしだきで、返す。

・・・倍返しよ！(←笑)



　私はすぐに両手を伸ばして、そのふくよかな乳房を鷲掴みにしちゃおうとしたけれど


その作戦はすでに読まれてました。

するっと私の両手を避けて、素早く背後に回った結は


「さっきは初めてイかせてあげるっていう、遠慮しながらの愛撫でしたからあまりさわれなかったんですけど……」

　結の両手がそれぞれ別の生き物のように動き回り……
左で乳房を優しく撫でているかと思えば、右は強く揉み回し


「あっ？！っ〜〜〜〜〜ぅんぅう……」

たまらず体を捩り、右を外そうとすれば


「今度はたっぷり感じさせちゃいます♡」

左がぐにぐにされ、右は乳首を優しくさわさわされて


「あぁっ……はぁんんぅふっ！」

我慢できずに喘ぎ声が出てしまう。


「センパイは、ここはどうかなぁ？」

　うなじの右側に熱い唇を当てられ、筋に沿って上から下へはむはむ甘噛されて、愛撫されていないはずの背中からじわわあっと快感が走った。


「ぅはぁ？ああああぁぁ……」

初めて感じる快感に、私は身体を反らせて反応していた。