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がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)

第15章 微睡みの、中で




 とにかく。

シーツ換えたりタオルで拭いたりパタパタしちゃったけど。


二人仲良くシャワー浴びて
お互いをタオルで拭き合いっこしたり。

タオルケットが駄目になったので、薄手の毛布を収納から引っ張り出したりして

ようやくベッドに潜り込んだ頃には、二人とも睡魔に招かれていて……


「結……私、幸せだよ?こうして二人で仲良く同じベッドで、抱き合いながら眠れるなんて」

 指で髪を梳かしながら、隣の結の瞳を見つめた。
澄んだ瞳に、私はやっぱり吸い込まれそうな……そんな感じは変わらない。
それだけ彼女は私をしっかり見つめてくれているんだろう。

「私だって……こんな風に…里美先輩との想いが遂げられて、受け入れてくれて……ほんとうに、幸せです」


あたたかくて、ふわふわ。
心も身体も、全部が夢心地・・・



「このまま・・・ゆったり・・・」
「うん・・・この・・・まま・・・」


すー…すー……

早くも結は眠りについたみたいだ。
安定した吐息が、私の胸に優しく吹きかかる。 
私達二人は抱き合って、このまま眠りに落ちていって。



・・・おんなじ、ゆめ
みられる・・・かな・・・?

みられたら・・・・・・いいな・・・







 お・や・す・み、ゆい・・・


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