
みせてあげるね。2nd
第2章 幼馴染
ミシッ、と床がきしむ音がしてドアの方に目をやると少し開いていた。
あれ・・?私、閉めてなかったっけ?
疑問に思いながらも胸を下からふにふにと揉み、クリトリスに手を這わせ、中指を押し付けたり小刻みに揺らしてクチュクチュと音を鳴らす。
と
ギギギッ・・・・
扉がゆっくりと開き、
「い・・・つき・・・・」
私は目を見開き、動かしていた手を止めた。
ドアの外にいたのは、先程まで頭に浮かんでいた人物、樹がそこに立っていたのだ。と同時にハッとして布団から出ている胸を咄嗟に隠し、ガバッと頭まで布団をかぶれば体が震える。
どうしよう・・・
みられちゃった!?
「なっ、なんで樹がそんなとこにいるのよッ!!」
声を荒げてそう言い、布団の中で服を整えた。ブラジャーはさすがにつけられないから、上に捲りあげていたTシャツを下までおろしてぐぐっと引っ張る。
心臓がバクバクして耳まで熱を持っている。
樹は何も答えず、ギシッ、ギシッ、と床を鳴らしてこちらに近付いてきている。
