犯されてイキたい願望妄想
第8章 【媚薬オイルエステで性感マッサージ】
脚の指先が曲がるほど力んでピストンに耐えてる。
こんなに激しいのに汗ばんだりしないんですね、先生は。
「ハァハァ……物足りませんか…?私の中ってそんなに気持ち良くないですよね」
私だけがイキそうで苦しい。
先生は当たり前だけど施術だからと割り切られていて、お客を質の良い身体にさせれば良いだけだから。
流れ作業…的な?
「すみません……こんな事」
今まで掛けていた眼鏡を外したら熱を帯びた目の奥に一瞬にして虜にされました。
目を開けたまま舌で口内を犯される。
互いに腰を動かしながらイク寸前まで自分を追いやるのです。
「僕……EDは克服したって言いましたけどまだ途中で萎えたり最後まで出来なかったりするんです、完全には治ってないのかも……でも美奈子さんの中はとても気持ち良くてずっと勃ってる」
「本当…ですか?嬉しいです」
「旦那さんにこの身体…あげないで欲しいです」
「え…?」
「気持ち良くない…なんて言わないでください、僕は最初からずっとどうにかなりそうで自分を保つのに精一杯ですよ……」
ウソ………長い間セックスしてない身体でなんてヌケないでしょ?
大したテクもないの。
本当、ありきたりで平凡なセックスしか出来ない身体なのに。
休まず腰を動かす先生に待ったをかける。
「誰にでもこういった施術してるんですよね?」
答えにくいとわかっていても聞かずには居られなかった。
少しだけ俯いた気がしたのでやっぱり…って。
「美奈子さんが初めてですよ、紹介してくださったご友人の方にはマッサージしかしていません」
思わず身を起こして結合部を確認した。
先生の腹筋に手をついて拒む体勢を見せる。
引き返さなきゃ。
咄嗟の判断でした。
自分は間違いなく既婚者なのです。
どうしよう、抜いてって言わなきゃ。
もう二度と来ない、あなたの施術は受けないって……
啖呵を切って此処から出て行かなきゃ。
「美奈子さん……中イキしましょう、施術続けて良いですね?」
わかっていながら抗えずに口から出たのはたったの二文字。
「はい」
ググッと更に奥へと先生のピストンは激しさを増していきました。