犯されてイキたい願望妄想
第9章 【隣人のエッチなお姉さん】
「わからない事があれば上の階の人の方が大抵居るかもだけど、何かあれば気軽に聞いてきてね」
「はい、ありがとうございます」
体育会系並みにお辞儀したら「じゃあ」と扉を閉められた。
え、何?今の笑顔。
閉める直前のなんとも言えない空間での最後の笑み。
とにかく挨拶出来て良かったのと、第一印象があんなインパクト大な美人がお隣さんだなんてめちゃくちゃラッキーじゃないか!
チラッと脳裏に先程の透けてた乳首が蘇る。
健全な僕はムクッと起き上がってしまう自然現象に素直に従い帰ってすぐ、一枚の壁越しで自慰行為に更けてしまった。
久しぶりに生のオカズを妄想して出した。
めちゃくちゃ綺麗な人だった。
歳はいくつかな?多分歳上っぽい。
すっぴんだったよな?それであのクオリティーはなかなかだぞ。
眉毛がちょっと薄かったけど綺麗な二重だった。
それからというもの、僕もバイトで忙しくなかなか会えない日々も続いたがしっかりあなたで毎晩抜いてます。
あなたの乳首の色を想像して……あなたにフェラチオされてる妄想しながらシコる夜。
なかなか隣の部屋に明かりは灯らない。
本当、何やってる人なんだ?
もう一度、会いたいな。
隣に住んでるのに、他の住人ばかり遭遇してる。
バイトの終わりが長引いて日付けも変わった真夜中。
原付バイクで帰って来た僕にやっと天使が舞い降りた。
なんと家には入らず玄関前にしゃがんで携帯をいじっている人影。
暗くてもドキッとした。
誰だかもすぐにわかる。
でもチキンな僕は余所余所しく挨拶するだけだ。
心の中じゃ嬉しくて仕方ないくせに。
「こんばんは」
「あ、やっと帰って来た」
「え?」
「ちょっとだけで良いから一緒に飲まない?」とコンビニ袋を見せて笑顔で言う。
中には数本の缶ビールとお菓子が入っていた。
え、え、えっ!?ちょっと待って!!
どういう状況!?
たった一度、引っ越し挨拶をしただけの関係ですけど!?
「あの、いつからそこで待ってたんですか?」
「え、そろそろ帰って来るかなって思って…15分くらいは出てたかな」
「ちょっと!女の子なんですから危ないですって」
「女の子って歳でもないけどね」
「え…?」