犯されてイキたい願望妄想
第12章 【先生たちの性奴隷】
たびたび放課後には先生に呼び出され、気が付けば眠ってしまっていた…という日が繰り返し起こっていた。
理由がわからなかった。
ハッと飛び起きて下腹部にはしる鈍痛。
トイレに行くと鮮血がティッシュに着く。
わからないなりにも恐怖心が芽生え始めていた。
呼び出されるようになって初めて断った日。
「用事があるなら仕方ないな、また勉強教えてあげるから遠慮せず言いなさい」
いつもなら優しい目つきなのに眼鏡の奥の目が笑ってない事に気付いた。
もしかしたら、とんでもない事を眠っている間にされているのではないか?
そう思うだけでガタガタと身体が震えるのでした。
どうか、思い過ごしでありますように。
家に帰ると食卓テーブルに千円札が二枚置いてあるのを横目で確認し、冷蔵庫のオレンジジュースをコップに入れて飲み干した。
こんな事、誰にも相談出来ない。
母親に恋人らしき男性が居るのも薄々感じていた。
仕事じゃなく家を空ける事もしばしばあったのだ。
多分、今夜もそうだろう。
“学校でよく先生と一緒に居る時に眠ってしまう事がよくあるの”
“目が覚めたら必ず近くに先生は居て、起き上がるといつもお腹の下らへんがズキズキ痛むの”
“パンツに血が付くほどで生理ではないように思う”
“これって生理なの?それとも何かの病気?”
怖くて誰にも聞けない。
心の支えだと思っていた大人の人が急に怖くなって逃げて来た。
明日もまた声を掛けてくるだろうか。
その時、鳴るはずもないインターホンが鳴り、モニターには担任の先生が居て本当に驚いた。
「はい……」
「大丈夫か?今日の様子、変だったから気になって来たんだ……お母さんは居る?」
「いえ、今日は仕事で……遅いかと」
「いつもこの時間帯は一人なのか?」
「毎日ではないですけど」
「そうか、ちゃんと食べてるか?明日も元気に来てくれよ?」
「はい、ありがとうございます」
「じゃ、先生帰ったらちゃんと鍵閉めておくように」
最後はいつもの優しい笑顔だった。
油断させに来たのかも知れない。
疑心暗鬼だったが優しい先生を信じたいと思った。