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僕達の日常-血始し編-

第5章 〜不良集団〜

「はあ!」

「ぐあッ」

1人目を倒した数多君は、すかさず向かって来る連中の1人を迎え撃つ様に勢い良くジャンプし、相手の頭に後ろ回し蹴りを叩き込んで倒す。

「てやあ!」

「うッ」

地面に着地する前に、もう1人の顎を蹴り上げて倒して着地した。

「凄い、あと8人」

俊樹君と数多君、多勢相手にかなり強い。

2人は、このまま不良連中を次々に倒していき、奴らは残り3人となった。

「どうする?」

「大人しく引き下がるなら、見逃してやるけど」

「調子に乗ってんじゃねえよ!」

「うおあああああ!!」

不良連中の2人が、怒りながら2人に突っ込んで来る。

「やれやれ」

「しょうがないな」

呆れながら、再び構える俊樹君と数多君。

「おい!」

「今だ!」

不良連中2人は、残りの1人の方を見る。

「!?」

「しまった!」

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