僕達の日常-血流し編-
第2章 〜打ち明ける過去〜
◇JR難波駅・改札口付近◇
-郁視点-
「郁君!」
「夕陽君!」
駅構内にある店から、夕陽君が出て来た。
「あそこの店で、飲み物買って飲んでたんだ」
「そうなんだ」
夕陽君は、僕の事をじーっと見つめる。
「夕陽君?」
「郁君の制服姿、何だか良いね♪」
「そう?
ありがとう」
僕は、夕陽君を連れて僕の家に向かって歩き出す。
◇小野家の前◇
「この家が、郁君とおばさんが住んでる家か~」
夕陽君が、昨日のメールで僕の家に行きたいって言ってたので、僕の家に呼ぶ事にしたんだ。
◇小野家2階・郁の部屋◇
「おばさんは?」
「パートの仕事でいないよ」
「そっかぁ~」
鞄を床に置いてベッドの上に置いてある、着替え用の服とズボンを持って部屋を出ようとする僕の右腕を、夕陽君が掴む。
「夕陽君?」
-郁視点-
「郁君!」
「夕陽君!」
駅構内にある店から、夕陽君が出て来た。
「あそこの店で、飲み物買って飲んでたんだ」
「そうなんだ」
夕陽君は、僕の事をじーっと見つめる。
「夕陽君?」
「郁君の制服姿、何だか良いね♪」
「そう?
ありがとう」
僕は、夕陽君を連れて僕の家に向かって歩き出す。
◇小野家の前◇
「この家が、郁君とおばさんが住んでる家か~」
夕陽君が、昨日のメールで僕の家に行きたいって言ってたので、僕の家に呼ぶ事にしたんだ。
◇小野家2階・郁の部屋◇
「おばさんは?」
「パートの仕事でいないよ」
「そっかぁ~」
鞄を床に置いてベッドの上に置いてある、着替え用の服とズボンを持って部屋を出ようとする僕の右腕を、夕陽君が掴む。
「夕陽君?」