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僕達の日常-血流し編-

第2章 〜打ち明ける過去〜

「とりあえず、今から楽しい話でもしようよ!
今の郁君の高校生活についてとか、明日のイベントの事とかさ♪」

「でも、1番肝心な"僕のお父さんが起こしたあの事件"についてまだ…。」

僕がそう言うと、夕陽君は笑顔で僕の頭を撫でる。

「それに関しては、今は話さなくて大丈夫
また、打ち明けれる時にでも良いからさ!」

「夕陽君、ありがとう」

僕達は、明日のイベントの事とかソングボーイズについて色々と話をした。

その後、パートの仕事から帰って来たお母さんに、夕陽君を会わせた。

夕陽君の姿を見て驚いていたお母さん。

だけど、夕陽君が僕達の過去の事を受け入れてくれた事を聞き、安心した笑顔になる。

「郁君もおばさんも、母さん達も心配してるし今から電話で喋ってあげて欲しいんだ」

「でも…。」

「少し怖いわ…。」

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