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僕達の日常-血流し編-

第2章 〜打ち明ける過去〜

少し渋る僕とお母さん。

「大丈夫!
母さんも父さんも凄く心配してたし、母さん達も小野家の味方だよ♪」

そう言って、スマホを取り出す夕陽君。

「父さんはまだ仕事の時間だから、とりあえず母さんに」

その後、僕とお母さんはそれぞれ、夕陽君のおばさんと3年ぶりに話をした。

夕陽君の言ってたとおり、真相を知ったおばさんも僕達の事を受け入れてくれた。

「これ、僕達が今住んでる家の住所と電話番号です」

夕陽君は、柴崎家の現在住所と電話番号が書かれた紙を、お母さんに渡す。

「夕陽君、ありがとうね」

夕陽君にお礼を言うお母さん。

さらに、夕陽君はお母さんとアドレス交換をした。

その後、僕とお母さんにおじさんと、おばさんのアドレスを教えてくれた。

◇小野家1階・玄関◇

「それじゃあ、おばさんまた遊びに来ます」

「えぇ、是非また来てね」

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