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僕達の日常-血流し編-

第2章 〜打ち明ける過去〜

「郁君も、また明日のイベントで会おうね」

「うん、夕陽君また明日
あっ、駅まで送って行くよ」

こうして、夕陽君は僕と一緒に家を出て駅に向かった。

◇道中◇

-夕陽視点-

「ホント、夕陽君とおばさんに会えて良かった♪」

「僕も、お母さんも夕陽君に会えて良かったって思ってるよ」

出来れば、おじさんにも会いたかったなぁ~。

でも、それは口に出して言えない。

郁君を、落ち込ませたくないから。

「それと、明日はいよいよイベントだから頑張らないと…。」

「明日は、絶対に行くからね♪」

「郁君、ありがとう!」

郁君も来るし、俄然気合い入れてイベントを盛り上げるぞ~。

「郁君とファンのみんなを、幸せの笑顔にする為に♪
歌野奏太、頑張らせて頂きます♪」

「あぁ、やっぱり有里君の声は最高~!」

「郁君、プライベートでは有里じゃなくて夕陽だよ」

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