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僕達の日常-血流し編-

第3章 〜ソングボーイズ〜

「有里君、恥ずかしいよ…。」

「平気平気♪」

「きゃあ~!何あれ良いな~///」

「私だったら、嬉しさで卒倒してるかも」

観客席から主に、女性達の黄色い叫び声がする。

「おぉ、有里の奴
随分と郁に積極的だなぁ」

「郁は、恥ずかしそうにしてるがな」

「郁君の反応、可愛いな~(笑)」

有里君以外の、ソングボーイズの3人も普通に僕の名前を言ってくれている…///

「はい、撮りますよー」

ツーショット撮影を終えると、プリン頭のスタッフは有里君にスマホを返す。

「それじゃあ、イベント後に少ししたら画像送るよ」

「了解」

「郁君、またね」

「有里君も」

僕と有里君は、手を振り合う。

「郁、じゃあな」

「郁、またイベントで会えたら良いな」

「郁君、ばいば~い」

「翔君、剣君、筑紫君ばいば~い」

僕は、ステージを下りてイベント会場から出た。

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