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僕達の日常-血流し編-

第4章 〜夕陽の告白〜

「しかし、郁の制服姿もなかなか良いな」

「有里
制服姿の郁との、ツーショットを撮ってやるぞ」

スマホを、僕と有里君に向ける剣君。

「撮って撮って♪」

僕の腰に手を回し、有里君は自分の方に引き寄せる。

「撮るぞ」

僕と有里君は、ピースをする。

ツーショットを撮り終え、剣君に僕と有里君のスマホへ送ってもらった。

みんなでカラオケを楽しみ、2時間くらい経った頃。

次は、僕と有里君のデュエットの番がやってくる。

「きみに笑顔をは、1番気に入ってて神曲なんだよね♪」

きみに笑顔を、有里君のソロ曲で奏太のキャラソンでもある。

「えへへ、そう言われると嬉しいな♪」

前奏が終わり、出だしは僕が歌う事に。

「悲しみに染まり 涙で濡れる 曇り顔のきみ」

「僕は そんなきみに 笑顔溢れる歌を送るよ」

あぁ、有里君とデュエット……幸せすぎて泣きそう。

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