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この夏、君に溺れた

第6章 夢の終わり

「芽依…芽依……」

切ないくらいに、先生に呼んでもらって。

いつもより、気持ちが昂る。

「芽依、もういい?」

先生と目が合う。

真剣な目で、私を見つめ返す。


ああ、先生ってなんて、カッコいいんだろう。

そう思うだけで、体全体がキュンキュンと、切なく波打つ。

「まだ……」

「まだ?」

「先生をまだ、感じていたい……」

そう言ったら、心なしか先生の動きが、激しくなった。


「先生……」

「エロいな、芽依は。」

いつもよりも激しく攻められて、体も大きく揺れる。

「ダメ……先生……」

自分では抱えきれない快楽が、先生によって押し寄せてくる。


「いいんだよ、芽依。そのまま感じて。」

収まるどころか、尚一層押し寄せてくる快楽の波に、もう我慢ができなかった。

「先生、もう……」

「芽依………、」

私の耳元で、先生が何か言ってたけれど、それも聞こえないくらいの絶頂が、私を襲った。

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