
この夏、君に溺れた
第3章 先生の部屋へ居候
「芽依……」
すぐ側で、先生の息使いが聞こえてくる。
まるで夜、ベッドの中で先生に抱かれているかのよう。
頭がクラクラする。
私だって先生と一緒にいたい。
ずっと先生とこうやって、抱きしめ合って。
朝も昼も夜も、すぐ傍で先生を感じていたい。
「先生……」
このまま、今日塾、さぼっちゃおうかな。
そう思って、私も先生の体をギュッと抱きしめた時だ。
「すまん。塾に行く前に。」
先生は私の背中を、ポンっと軽く押すと、名残惜しそうに私から離れた。
「遅刻する。早く行け。」
そして、私のバッグを持ってくれた。
「あ、ああ……」
甘い雰囲気もどこへやら。
慌てて下着を直して、私は先生からバックを受け取った。
「行ってきます。」
「気いつけて。」
軽く手を振っている中、玄関の扉はゆっくり閉まった。
すぐ側で、先生の息使いが聞こえてくる。
まるで夜、ベッドの中で先生に抱かれているかのよう。
頭がクラクラする。
私だって先生と一緒にいたい。
ずっと先生とこうやって、抱きしめ合って。
朝も昼も夜も、すぐ傍で先生を感じていたい。
「先生……」
このまま、今日塾、さぼっちゃおうかな。
そう思って、私も先生の体をギュッと抱きしめた時だ。
「すまん。塾に行く前に。」
先生は私の背中を、ポンっと軽く押すと、名残惜しそうに私から離れた。
「遅刻する。早く行け。」
そして、私のバッグを持ってくれた。
「あ、ああ……」
甘い雰囲気もどこへやら。
慌てて下着を直して、私は先生からバックを受け取った。
「行ってきます。」
「気いつけて。」
軽く手を振っている中、玄関の扉はゆっくり閉まった。
