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「はあ…ぁあっ……ぁああ…ぁ」


先ほどとは一転して、素直に情欲に屈し、細く息を吐き続けるわたしに、いつしかわたしの中の夫が、ぬめりながらさらに深くに入ってきました。
奥を優しく小突かれ、すり付けられているのが分かります。


「お前は何とも言えない、切なげな声で啼くのだな……」


そう言ってわたしの両脚を持つとそれを肩の上に乗せ、彼自身が高まるために動き始めました。

その言い方は正しくないかもしれません。
それと同じに、いえ。
わたしはおそらく風龍以上に快感を感じていたのですから。

高く開かれた脚先が、その烈しい動きとともに痙攣したようにぶれて、爪先が内側にぎゅっと丸まります。


「ふ………水龍もお前に悦くなって欲しいそうだぞ？ 私と一緒になってお前を可愛がっている」


後ろにいるそれは、まるで心地よいタイミングを見付けたとでもいうようでした。
濡れ光る夫の尖槍がその姿をみせた際に深くへ潜り込みます。
そして夫が秘唇を巻きこみながら再び内へと進むと、ぬるん、と押し出されて出入口で留まるのです。


「はあっ！…っああっ、あぁ──…っ」


断続的に喉から出ていた声が、絞り出すような嬌声となっていきました。
絶え間なく襲ってくるそれらに、息をつく間がありません。

夫の熱が秘裂をえぐって、そこから透明な液が小さく飛沫きました。

和らぐどころか、膨らみ続けるばかりの快楽に私は慄きました。


「うぅ……も、う…許して……ください。 お腹も、熱くてっ…」