騎士様は私のボディーガード
第11章 騎士様、ボディーガードです!
その後、会社まで向かう車の中で私たちはシリウスの話で盛り上がった。
おかげで少しリラックスすることができた。
「じゃあ、俺たちはこの辺りにいますので」
私は頷き、意を決して会社の中へと入った。
事務所には何人か職人さんがいたけど、伊藤さんの姿はなかった。
「お~い、みんな集まってくれ。今日から働いてくれる新人だ」
社長が背の高い男性を事務所に連れてくる。
「どうも、白石護です! よろしくっす!」
あっ……白石さん!
本当に潜入してきたんだ!
ちゃんと職人さんの格好してる。
「おお、なんだお前、威勢がいいな! 頼むぞ、新人!」
「びしびし鍛えてやるからな!」
「うっす!!」
白石さんはすでに年配の職人さんたちと溶け込んでいる。
「ん~、イケメンだけど、私のタイプじゃないわね~」
広瀬さんが白石さんをジッと見て品定めをしている。
シリウスの時もそうだったけど、この人の頭の中はそんなことしか考えてないのかな……。
「ども、白石護です。よろしくっす!」
白石さんが私と広瀬さんの前にきた。
私は安心した表情で「よろしくお願いします」と挨拶した。
おかげで少しリラックスすることができた。
「じゃあ、俺たちはこの辺りにいますので」
私は頷き、意を決して会社の中へと入った。
事務所には何人か職人さんがいたけど、伊藤さんの姿はなかった。
「お~い、みんな集まってくれ。今日から働いてくれる新人だ」
社長が背の高い男性を事務所に連れてくる。
「どうも、白石護です! よろしくっす!」
あっ……白石さん!
本当に潜入してきたんだ!
ちゃんと職人さんの格好してる。
「おお、なんだお前、威勢がいいな! 頼むぞ、新人!」
「びしびし鍛えてやるからな!」
「うっす!!」
白石さんはすでに年配の職人さんたちと溶け込んでいる。
「ん~、イケメンだけど、私のタイプじゃないわね~」
広瀬さんが白石さんをジッと見て品定めをしている。
シリウスの時もそうだったけど、この人の頭の中はそんなことしか考えてないのかな……。
「ども、白石護です。よろしくっす!」
白石さんが私と広瀬さんの前にきた。
私は安心した表情で「よろしくお願いします」と挨拶した。