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騎士様は私のボディーガード

第2章 騎士様、居候します!?

「あのね……ここは私の部屋なの。ちゃんとお金払って大家さんに借りてるアパートなの。アパートには他の人も住んでるから、うるさくしちゃだめなの。さっきはなんとか誤魔化せたけど、次また騒いだらアパートを追い出されるかもしれないんだから静かにしてよね!」

「あんたの部屋だったのか、ずいぶん狭いところに住んでるんだな」

「一人暮らしだから、これくらいがちょうどいいの!」



いちいちむかつく男だ。



「それに……あなたが私にしたことは犯罪なんだからね!」

「どんなことだ?」

「……っ……キス……したでしょ……他にも……色々……」



もう、こんなこといちいち説明させないでよ。



「ああ……初めては好きな男とってやつか。それなら問題ない、お前が俺を好きになればいい」

「……は?」



コスプレ男はニヤリと笑うと、ズイッと私に近づいてきた。



「無理っ……無理だから、そんなの!」



私は全力で拒否した。




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