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騎士様は私のボディーガード

第12章 騎士様、再会ですか?

「か……監禁っ!? そんなの、セクハラの域超えて犯罪じゃないですか!!」



まさか会社がヤクザと繋がっていたなんてっ……!



「警察に電話っ……」

「だめよ、そんなことしたら何されるかっ……」



広瀬さんはパニックになっている。
こんな状態で一人で行かせられるわけない。



私は急いで朝比奈さんにメールを打った。
でもすぐに黒いスーツを着た男たちが事務所に入ってきて、途中送信せざるを得なかった。



「おう、広瀬さん、またよろしく頼むわ」

「へえ……今年はいいのが入ってるじゃねぇか」



男たちはニヤニヤと卑しい笑みを浮かべて、私を上から下まで舐めるように見てきた。



「悪いけど、持ち物は没収な」



そう言われて、携帯も鞄も取り上げられる。



「や、やめてください……この子は関係ありませんからっ……」

「ああ? 打ち合わせには2人行くって社長さんから聞いてるぞ」

「広瀬さん、大丈夫です……私も行きますっ……」



だめ。
絶対に広瀬さんを一人にしちゃだめだ。



こんなの間違ってる!!
なんとかして警察に通報しないと……!!



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