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騎士様は私のボディーガード

第12章 騎士様、再会ですか?

「ふふ、いい眺めです。ああ、スカートは邪魔なので切ってしまいましょう」

「!!」



男がハサミを取り出すと、躊躇なく私のスカートをジョキジョキと切り出した。そのせいで更に足が開き、股間があらわになってしまう。



うそ、やだ、こんなのっ……
見ないでっ……!!



私はなんとか脚を閉じようと抵抗してみたけど、機械の力には勝てず、完全に開脚させられてしまった。



「へへっ、本当いい眺めですね……でも黒のストッキングが邪魔だ」

「……っ!」



男がハアハア言いながら私に近づいてくる。



いやっ……
来ないで!!


私に触らないでっ……


やだっ……

シリウスっ……


シリウス、助けてっ……



シリウス……シリウスっ───!!




「───ミオ!!」



その時、
シリウスの声が上から聞こえてきたかと思うと、私の前に騎士が舞い降りてきた。



それは初めてシリウスと会った時と同じ──鎧を身に付けマントを翻し、その姿はまるでファンタジー世界に出てくるような騎士のようで──ううん、彼は私を守ってくれる、騎士様は私のボディーガード。



シリウスっ……!!


「待たせたな、ミオ。お前は俺が守る!!」



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