騎士様は私のボディーガード
第14章 騎士様、私の両親を紹介します
「あ……そういえば、シリウスが元の世界に帰ったあと、俊輔さんと一緒にご飯食べたよ。シリウスが私のためにそうしてほしいって、俊輔さんに頼んでくれたんだよね、ありがとう」
私はかなり動揺して、思わず話を変えた。
お父さんに紹介するなら、お母さんにも紹介しないといけないわけで……。
「ああ、ミオのことだから、寂しくなってご飯も喉を通らなくなるんじゃないかって心配してたんだ」
シリウスの言うとおり、もし一人だったら絶対そうなってた。
だから俊輔さんの存在は本当に有り難かった。
そういえばクリスマス会を断ってから音沙汰がない。
あとで俊輔さんにメールしてみようかな、シリウスが帰って来たって。
「あと、それと……」
「とりあえず、ご飯冷めるから先に食べようぜ」
「あ、そうだねっ」
私は椅子に腰かけると、「いただきます」と手を合わせた。
シリウスが作ってくれた味噌汁を飲んで、涙が出そうになった。
「どうだ?」
「美味しいっ」
とびきり笑顔でそう言うと、シリウスは身を乗り出して、私の後頭部を引き寄せキスをした。
「……悪い、キスしたくなった」
そう言ってシリウスは唇を割って、舌を入れてくる。
私はかなり動揺して、思わず話を変えた。
お父さんに紹介するなら、お母さんにも紹介しないといけないわけで……。
「ああ、ミオのことだから、寂しくなってご飯も喉を通らなくなるんじゃないかって心配してたんだ」
シリウスの言うとおり、もし一人だったら絶対そうなってた。
だから俊輔さんの存在は本当に有り難かった。
そういえばクリスマス会を断ってから音沙汰がない。
あとで俊輔さんにメールしてみようかな、シリウスが帰って来たって。
「あと、それと……」
「とりあえず、ご飯冷めるから先に食べようぜ」
「あ、そうだねっ」
私は椅子に腰かけると、「いただきます」と手を合わせた。
シリウスが作ってくれた味噌汁を飲んで、涙が出そうになった。
「どうだ?」
「美味しいっ」
とびきり笑顔でそう言うと、シリウスは身を乗り出して、私の後頭部を引き寄せキスをした。
「……悪い、キスしたくなった」
そう言ってシリウスは唇を割って、舌を入れてくる。