騎士様は私のボディーガード
第14章 騎士様、私の両親を紹介します
ああっ、まさかこんな形でシリウスをお父さんに紹介することになるとはっ……。
「あ、あのね、お父さんっ……実は彼、私の恋人なの」
「!」
「それで今、一緒に住んでるの……」
「!!」
お父さんは目を見開いたまま硬直してしまった。
やっぱり、そうなるよね。
離れていたとはいえ、いきなり娘に同棲している恋人がいるなんてわかったら、ショックだよね……。
「ごめんね、お父さんっ……」
「い、いや……美桜だって年頃の娘だ、彼氏の一人や二人くらいは……。でも君、外国人か? 目の色が青い……」
「俺はエルドラード王国の……」
「うん! そう! シリウスは外国人なの!」
私は慌ててシリウスに「余計なことは言わないで」と目で合図する。
「シリウスくんか……娘がお世話になっています」
「いや、部屋に上がり込んだのは俺の方だ」
確かに。
「シリウス、ちょっと」と朝比奈さんがシリウスに耳打ちする。すると、朝比奈さんとシリウスは部屋を出て行った。
「なかなかイケメンな男じゃないか、美桜をしっかり守ってくれそうだ」
「うん……守ってくれるよ」
お父さんに褒められて、なんだかちょっと嬉しい。
「あ、あのね、お父さんっ……実は彼、私の恋人なの」
「!」
「それで今、一緒に住んでるの……」
「!!」
お父さんは目を見開いたまま硬直してしまった。
やっぱり、そうなるよね。
離れていたとはいえ、いきなり娘に同棲している恋人がいるなんてわかったら、ショックだよね……。
「ごめんね、お父さんっ……」
「い、いや……美桜だって年頃の娘だ、彼氏の一人や二人くらいは……。でも君、外国人か? 目の色が青い……」
「俺はエルドラード王国の……」
「うん! そう! シリウスは外国人なの!」
私は慌ててシリウスに「余計なことは言わないで」と目で合図する。
「シリウスくんか……娘がお世話になっています」
「いや、部屋に上がり込んだのは俺の方だ」
確かに。
「シリウス、ちょっと」と朝比奈さんがシリウスに耳打ちする。すると、朝比奈さんとシリウスは部屋を出て行った。
「なかなかイケメンな男じゃないか、美桜をしっかり守ってくれそうだ」
「うん……守ってくれるよ」
お父さんに褒められて、なんだかちょっと嬉しい。