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騎士様は私のボディーガード

第3章 騎士様、違反です!!

「ん……」

「!」



シリウスの声にドキッとする。
起きた?と思い、首を少し動かしてみると、シリウスの手が少し動いた気がした。



「え……」



シリウスの手は私のお腹からゆっくりと下へと下がる。



「……やっ……」



とっさにシリウスの大きくてゴツゴツした手を掴むと、



「……ミオ」



耳元で名前を囁かれて、私はビクッと体を震わせた。



「耳弱いのか、ミオ」

「……っ」



耳の奥に息も吹きかけられて、背中がぞくぞくする。



「……もう、シリウス起きてっ……」



その時、シリウスの手が私のTシャツの中に滑り込んできた。



「……っ!?」



止める間もなく、ブラジャー越しに胸を揉まれて衝撃が走る。





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