騎士様は私のボディーガード
第15章 騎士様、あなたは誰ですか?
「ミオ! 大丈夫か、ミオ!」
私の名前を呼ぶ、シリウスの声が聞こえた。
うっすら目を開けると、青い瞳が私を見つめていた。
「……シリウス?」
シリウスはベッドに腰かけて、心配そうな表情で私の顔を覗きこんでいた。
「うなされていたぞ、怖い夢でも見たのか?」
「……夢……」
私は身を起こすと、隣のベッドに目を向けた。そこはベッドじゃなく、ソファーとテーブルがあるだけ。
「……夢だったんだ……良かった……」
いつの間に眠ってしまったんだろう。
安堵感がハンパない。
「ミオ……」
シリウスが私の頬に手を添える。
「俺はどこにも行かない、お前のそばにいる」
「……っ」
「だから安心してくれ」
シリウスが優しく微笑む。
その表情に胸の奥がキュンとなった。
「……うん……ありがとう……嬉しい……」
そう伝えると、シリウスは私を強く抱きしめた。
「ミオっ……」
ギュッと抱きしめられて、シリウスの温もりと胸の鼓動が伝わってくる。
「……シリウス……」
私はシリウスの背中にそっと手を回した。
ああ、そっか、私……
シリウスが好きなんだ……
まだ記憶は戻ってないけど、私の心が身体が、シリウスを求めているんだってわかった。
私の名前を呼ぶ、シリウスの声が聞こえた。
うっすら目を開けると、青い瞳が私を見つめていた。
「……シリウス?」
シリウスはベッドに腰かけて、心配そうな表情で私の顔を覗きこんでいた。
「うなされていたぞ、怖い夢でも見たのか?」
「……夢……」
私は身を起こすと、隣のベッドに目を向けた。そこはベッドじゃなく、ソファーとテーブルがあるだけ。
「……夢だったんだ……良かった……」
いつの間に眠ってしまったんだろう。
安堵感がハンパない。
「ミオ……」
シリウスが私の頬に手を添える。
「俺はどこにも行かない、お前のそばにいる」
「……っ」
「だから安心してくれ」
シリウスが優しく微笑む。
その表情に胸の奥がキュンとなった。
「……うん……ありがとう……嬉しい……」
そう伝えると、シリウスは私を強く抱きしめた。
「ミオっ……」
ギュッと抱きしめられて、シリウスの温もりと胸の鼓動が伝わってくる。
「……シリウス……」
私はシリウスの背中にそっと手を回した。
ああ、そっか、私……
シリウスが好きなんだ……
まだ記憶は戻ってないけど、私の心が身体が、シリウスを求めているんだってわかった。