騎士様は私のボディーガード
第15章 騎士様、あなたは誰ですか?
くちゅくちゅ……チュッ……
「……ん……あっ……」
激しいキスに息が上がる。
次第に頭がボーっとしてきて、私はつばきちゃんがいることも忘れてシリウスのキスに夢中になった。
「……はあっ……」
お互いの唇が離れると、唾液の糸が引く。
「……ミオ……」
「……シリウス……」
唇が再び触れようとした時、横から熱い視線を感じた。つばきちゃんが興味津々な眼差しで、私たちをジッと見つめていた。
「……えっ、やだ、私っ……!」
すっかりつばきちゃんの存在を忘れていた私は青ざめる。
「……すごい、生キス……初めて見た!」
「やっ……やだもう~!」
私は恥ずかしくて、その場に座り込んだ。
「え、 待って。 美桜さん、シリウスの記憶ないんだよね? でもどう見ても、二人は想い合ってる感じ……。美桜さん、シリウスに恋してるんだね!」
「!」
つばきちゃんに言われて、改めて自分の気持ちを自覚した。
「そうだな、ミオは俺のことが好きで好きで、たまらないんだよな?」
「……っ」
「じゃあ、またこれから、二人で愛を育んでいけるね!」
「つばきちゃん……」
「良かった、安心したよ。二人とも、お幸せに!」
そう言うと、つばきちゃんはちょうど姿を現した村上さんの元へと歩み寄ると、二人仲良く手を繋いでキッチンを出て行った。
「……ん……あっ……」
激しいキスに息が上がる。
次第に頭がボーっとしてきて、私はつばきちゃんがいることも忘れてシリウスのキスに夢中になった。
「……はあっ……」
お互いの唇が離れると、唾液の糸が引く。
「……ミオ……」
「……シリウス……」
唇が再び触れようとした時、横から熱い視線を感じた。つばきちゃんが興味津々な眼差しで、私たちをジッと見つめていた。
「……えっ、やだ、私っ……!」
すっかりつばきちゃんの存在を忘れていた私は青ざめる。
「……すごい、生キス……初めて見た!」
「やっ……やだもう~!」
私は恥ずかしくて、その場に座り込んだ。
「え、 待って。 美桜さん、シリウスの記憶ないんだよね? でもどう見ても、二人は想い合ってる感じ……。美桜さん、シリウスに恋してるんだね!」
「!」
つばきちゃんに言われて、改めて自分の気持ちを自覚した。
「そうだな、ミオは俺のことが好きで好きで、たまらないんだよな?」
「……っ」
「じゃあ、またこれから、二人で愛を育んでいけるね!」
「つばきちゃん……」
「良かった、安心したよ。二人とも、お幸せに!」
そう言うと、つばきちゃんはちょうど姿を現した村上さんの元へと歩み寄ると、二人仲良く手を繋いでキッチンを出て行った。