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騎士様は私のボディーガード

第4章 騎士様、居候が増えました!

シリウスの方をチラッと見ると、案の定シリウスはドヤ顔をしていた。



「迷惑じゃなかったんならいいですけど……お時間大丈夫だったんですか?」



私は立ち上がって、青年に向き直った。



「大丈夫です。俺、ここのアパートの一階に住むおばあちゃんの様子を見に来ただけなんで」

「おばあちゃん?」

「はい。俺、ホームヘルパーのバイトしてるんです」

「へぇ……てか、一階におばあちゃんが住んでたんだ」

「ちょうど、この真下です」

「えっ」



じゃあ、昨夜ドタバタしてめちゃくちゃうるさかったんじゃ……。



「上に住んでる方はどんな人だろうと思ってたので、話してみて安心しました。あっ、俺、相羽俊輔(あいば しゅんすけ)って言います」



相羽俊輔さんか……
礼儀正しいし、好青年だよね。



「私は楠 美桜です。こっちはシリウス」

「シリウスさんって、外国の方なんですか?」




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