テキストサイズ

騎士様は私のボディーガード

第4章 騎士様、居候が増えました!

「ウラユ……?」



あれ? もしかしてこれって……。



「ねえねえ、ここどこ? なんで私こんなところにいるの?」



ウラユはキョロキョロと周りを見渡す。
その様子を見て、私とシリウスは顔を見合わせた。



「まさかお前……穴から来たのか?」

「穴? なんのこと? 私さっきまで相方と漫才ライブしてたんだよ。なんでいきなりこんな場所にいるの? あ、もしかして夢? 白昼夢? ほっぺたつねってみよう……いったぁ~い! 夢じゃない!? ええっ!? 意味わかんない!」



よく喋る人だなぁ。



「ねえねえ、お姉さん! ここって、ソルトの街だよね?」

「ソルト……?」

「えっ、違うの? じゃあ、シュガーの街?」

「……」



もしかして彼女も異世界から来たっぽい……?




ストーリーメニュー

TOPTOPへ