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騎士様は私のボディーガード

第4章 騎士様、居候が増えました!

舌が絡むたびに、下腹部が疼く。



「……はあっ……」



唇が離れると、私は吐息を漏らした。



シリウスからの熱い視線を感じる。
でも私は恥ずかしくて、シリウスと目を合わせられなかった。



シリウスはフッと笑うと、



「荷物、貸せ」



私が持っていた荷物を全て持ってくれた。



「……っ……」



なんなの?
いきなりキスしてきて意味わかんないっ……



私は前を歩くシリウスの背中を見つめた。



もしかして私が帰ってくるまで、ずっと外で待ってくれたの?




「ミオ、おかえり~」

「ただいま……」

「あれ? なんか顔赤くな~い?」

「えっ……そ、そうっ?」



私は慌てて洗面所で顔を洗った。



「ふう……」



まだ心臓がドキドキしてる。

あんな濃厚なキス、毎回されたらどうにかなっちゃいそうだよ……



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