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騎士様は私のボディーガード

第5章 騎士様、デートです♡

「……っ……」



振り返ると、シリウスはしれっとメロンソーダを飲んでいた。



もうシリウスってば、不意打ちキスは反則だってば……



「お待たせいたしました、パンケーキです。ごゆっくりどうぞ~」



数分後、クリームたっぷりのパンケーキが運ばれてきた。



「わぁ、美味しそう~」



シリウスがパンケーキを半分こにしてお皿に分けてくれる。



「生地がふわふわして、これならいくらでも食べれちゃう」



パンケーキなんて久しぶりだから、あっという間に平らげてしまった。



「ははっ、どっちがお子さまなんだか」



シリウスに笑われてハッとする。
しまった、つい夢中で食べてしまった。



「ほらここ、クリームついてる」



シリウスが私の口元についてるクリームを指で拭ってくれる。それをペロッと舐めるシリウスの姿を見て思わずドキッとした。



「ほら、ここにもついてるぞ」



そう言うとシリウスは私の首筋に舌を這わせた。



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