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騎士様は私のボディーガード

第5章 騎士様、デートです♡

「……ひゃっ」



いきなりの舌の感触に身体がゾクッとする。



「ま、待ってっ……そんなところ、ついてる!?」



慌てて抵抗すると、シリウスは悪戯な瞳で笑みを浮かべた。



「ついてるぜ、ここも……ここにも」

「……っ!」



シリウスは私に覆い被さると、首筋に吸い付いてきた。



「……だめっ……シリウス、こんなところでっ……」

「ミオがあまりにも可愛いから食べたくなった」

「……っ……」



またシリウスのスイッチが入っちゃった。
いくら周りから見えないとはいえ、外なのに……



「ミオ……」



その時、シリウスが両手で私の頬を包んだ。

シリウスの青い瞳と目が合ったら、もう逃げられない。



「舌、出して」



言われるがままに従ってしまう。



「んっ……」



シリウスの舌はメロンソーダとクリームの味がした。



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