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お話の続きは異世界で

第18章 脱がされるんじゃ堪らない

「ねえ、聞きたいんだけど」

「うん?どうしたんだ?」

「どうして…レディさん?あの子は嫌がってるのにママさんに脱がされちゃうの?」

拒否しても聞き入れてもらえないって事だよね?

いくら親でも、本人の意思を尊重してもらえないの?

それを思うと、ママさんに会うのが何だか気が重くて…

そんな私の問いに、男の人は唸り声を上げて考え込んだ。 

え?

そんなに答えにくいの?

男の人の態度に驚き――そして、慌てて言う。

「あ!話しにくい事なら無理に聞かないけど」

そもそも親子間の問題って言われればそれまでなんだよね。

その点を他人に話すのって難しいし、どう話すべきかで悩むのは分かる。

「いや、そうじゃないんだ」

男の人はこちらを振り向くと、困ったように笑いを浮かべた。

「何て言うか、その…俺が…信用されてないからだと思う」

え⁉

「殴られたりしていないか、確認したいんだろうな」

「そんな!」

殴るなんて、そんな事しないでしょ⁉

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