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お話の続きは異世界で

第5章 バニーガールが仲間入りしたら

はい!?

突然の申し出に、驚きで目を見開いてしまう。

パンダウサギさんは口角を上げてニカッと笑うと

「だって、あなたのそばにいればウサくんに会えるんでしょ~?」

何でそうなるの!?

「会う約束なんかしてないのに!」

「じゃが… 会う確率は高いであろうなぁ」

信さんの呟きに呆然としてしまう。

「信さん!?」

信さんは振り返って私を見ると、自分の顎をスルリと撫でながら言った。

「あやつの去り際の言葉がな…」

「もしかして…アレ?」

『全部集まったらどうなるのか…楽しみだな』

からかうような、面白がってるような口調が耳に残ってる。

「そのノートとやらが揃ったら、現れるやも知れぬ」

「やっぱ…そうなのかなぁ?」

前は徳を積んだら帰れるかも、なんて言ってたのに。

ウサギに会わないとどうにもならないのか…

はぁ…とため息をこぼす。

するとパンダウサギさんが私の腕を引っ張った!

「え!?何!?」

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