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お話の続きは異世界で

第5章 バニーガールが仲間入りしたら

「だったらさっさと探しに行こうじゃないの!」

「え?ち、ちょっと待って!」

そのままグイグイと腕を引っ張られて、慌ててパンダウサギさんの手を押さえ付けた!

ウサギが心配なのは分かる。

それがパンダウサギさんの口調を変えちゃうくらい、大変な事態なんだって事も。

そして、このノートがウサギに会える鍵になる可能性が1番高い確率を持ってて…

パンダウサギさんはノートを集めるつもりだ。

それはありがたい。

一緒に探してくれる仲間が増えるのは心強い。

だけど!

「私、薬草を探さないと!!」

パンダウサギさんをまっすぐ見て言えば、一瞬の間の後、カエルが声を上げた。

「はぁ~?」

「あのねぇ!寝言は寝てる時に言うものよ!?」

明らかに苛立った声のパンダウサギさんが、また腕を引く力を強くした。

「イタタッ!!パンダウサギさんの気持ちも分かるけど!信さんの気持ちも考えてよ!」

信さんはお母さんの為に薬草を探している。

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