先生、お願い…早く治して(番外編)
第9章 受付嬢らん…最悪の日
高梨は、診察ベットにらんを降ろした。
らん「先生…帰ります!」
高梨「だ〜〜めっ。診察終わったらね!」
らん「ヤダッ…やらない。」
涙目で訴える
高梨「俺の大切なスタッフがこんなに苦しんでるんだ…ダメだ。観念して診せな!」
らん「んんっ…ッ…うえッく…。」
高梨「らんちゃん、先生は敵じゃないよ!治してあげたいだけだ。」
らん「んっ…んんっ…やだよ…」
高梨「大丈夫だから、怖がらないで…ね?」
らんの顔を覗き込み優しく喩し、小さなため息を一つ付くと
高梨はらんの脚を軽く持ち上げ、膝を軽く立てさせた
高梨「お腹触るよ。痛かったら教えて!良いね?」
らんはただ、すすり泣いた
高梨はミキのみぞおちのあたり軽く押す。
高梨「ここはどお?」
ミキは泣いたまま首を横に振った
高梨「ん〜。じゃぁここは?」
何度かこのやり取りが続き、
徐々に触診する手は、下へ下へと下がっていく…
高梨「今度は下腹部を押すよ〜どうかな〜?」
らん「んん“っ…やっぁっ…!!」
ビクンと大きく跳ね上がり、今までとはあからさまに違うリアクションだ…
高梨「ここ痛いね…。。らんちゃん、今、生理中かい?」
ブルブルっと首を振った