先生、お願い…早く治して(番外編)
第9章 受付嬢らん…最悪の日
高梨「らんちゃん、もっと詳しく調べる必要があるね。場所移動しような。」
らん「ヤダぁ〜!もういい!」
高梨「うちのスタッフが、診察を拒否するなんてなんか残念だな…。」
らん「…だって…ぇ…」
高梨「オレの事、怖い?」
ブルブルっと首を横に振る
高梨「ならちゃんと診せてっ。先生は痛みを取ってあげたいだけだよっ。な?」
らんは小さく頷いた
高梨「よし。」
高梨へらんの頭をポンポンと優しく叩き、ニコッと笑った
高梨「 佐藤さ〜ん!いる?」
佐藤「はーい。」
遠くから返事をする声が聞こえ、50代の女性の看護師がやって来た。
高梨「あ〜ごめん、佐藤さん!あっちの診察室で診るから準備してくれる?」
佐藤「あらっ観月さんじゃない!分かりました!」
高梨はもう一度らんを抱き上げ、内診台のある部屋へと移った
そしてらんを内診台に直接乗せた
え??
痛みで余裕は無かったが、まさか内診台に乗せられるとは
らん「え?ヤダ!!なんで?」
高梨は少ししゃがむとらんの目線に合わせ
高梨「いいかい?さっき痛みのあった所は子宮がある所だから、その原因を見つけないと!ね?」
らん「ヤダ…やっぱり嫌です!!」
痛みで意識も遠のきそうな中、全力で拒否した
大好きな高梨先生に、あんな所…
絶対に見せられない!!!
高梨「何も怖い事はないよ!大丈夫だから。とりあえずストッキングと下着脱ごうか。直ぐ終わるから、、ね?」
らんは首を横に振ると、制服のスカートをがっしりフォールドした