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先生、お願い…早く治して(番外編)

第10章 受付嬢…高梨先生の診察



高梨「まずは膣内に炎症が起きてないか、診ていくよ。」



らん「もう嫌っ」



高梨「大丈夫!炎症してる所を診るだけだよ」


高梨はクスコを手に取りらんに見せた


高梨「これを入れて中を診るからね。」


らん「やだやだ怖いぃ〜。」


何それ!!そんなの無理だよ…
見たことのない器具に恐怖を感じた。



高梨「何も怖くないよ。ただ炎症も起きてる様だから、これを入れる痛みじゃなく、そっちの方が痛いかな…。」



らん「……。」


高梨を潤んだ瞳で見つめるらんの目は、無言で無理、嫌だ…と訴えかけている様だった



高梨「大丈夫。これは中学生の子でも使える様に作った細い器具だから、怖くないよ!」



らん「見ないで」



高梨「見ないと分からないし、治んないよ。」



高梨はらんの膝をポンポンっと叩いた




らん「大丈夫、何日か我慢すれば治る〜」




高梨「だ〜め!このままじゃもっと酷くなるよ!俺に見られるのが嫌なら、俺以外の先生に診てもらうか?」



らん「…誰でも…ヤダ…。。」



高梨「それじゃぁ〜俺で我慢するんだな!それに将来赤ちゃん産めなくなったら困るだろ?な?だから見せて!ね?大丈夫だから。」


先生は私に優しく微笑みかけた



高梨は佐藤に目で合図を送る


佐藤「大丈夫よ。リラックスしてればすぐ終わるわよ〜」


さりげなく内診台に座るらんの脚を閉じない様に押さえた












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