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先生、お願い…早く治して(番外編)

第12章 受付嬢らん…週末入院



高梨「俺としては数日、君を側に置いておきたい。悪いけど、心配で返せない。」



らん「……。」



高梨「この感じじゃ、明日は仕事も無理だ。許可は出せないな。ここ2〜3日は痛みも強く出るだろうし、熱も上がる。感染症にならない様にしないと今後に響く。だから週末ここに入院しよう。」




らん「…え?大丈夫です、そんな…。私なら帰れます。明日は言われた通りちゃんと休みますから…」


こんなに醜態を晒して、もう先生の顔を見るのでさえ辛いのに、入院なんて…


無理無理無理…



それに病院に泊まるなんて、




高梨「痛くて歩くのもやっとなのに。薬切れたらどうするの?今度はお腹だけじゃなくて、膣内の炎症部位も今日治療してるから痛み出すよ?どんなに安静にしてても痛みは無くならないよ。それに市販の痛み止め位じゃ効かないよ!」




完全なる脅しだ…



らん「……。」




高梨「別に先生は君を脅してる訳じゃない。ただ心配なだけだ!らんちゃんだって、痛くなったら困るだろ?」






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