先生、お願い…早く治して(番外編)
第12章 受付嬢らん…週末入院
その後、高梨は少し仮眠を取り、夜中の3時を回った頃、またらんの部屋へ様子を見に行った
らんが起きない様にそっと扉を開け中へと入った
んっ…っ…っ
やっぱり…。。
急ぎベットに駆け寄った
高梨「らんちゃん…。大丈夫か?」
らん「ん〜っっ…んぅ〜っ」
らんはベットの中でうずくまっていた
高梨は布団をはがすと
高梨「どこ痛い?お腹痛い?」
優しくらんの下腹部に手を当てた
らん「んん“っ…ぃたぃっっ…んんっ…」
らんは咽び泣いた
高梨「よしよし…大丈夫だよ。」
そう声を掛けるとベット脇のボタンを押した
「どうされました?」
ナースステーションに繋がった
高梨「俺だ!悪いっ、急ぎ痛み止め持って来てくれる?」
「あっ、はい。すぐ行きます」
高梨「らんちゃん、直ぐに楽にしてあげるからな…」
看護師が来る間、優しくらんの背中をさすった
「先生!!」
急ぎ看護師が薬を持ち入ってきた
高梨「ありがとう。」
高梨は薬の入った瓶を手に取ると注射器に薬を入れた
らんの腕にササっとアルコール消毒をすると
高梨「らんちゃん、ちょっとチクッとするよ。」
声を掛け、うずくまるらんの腕に注射をうった